デイサービス消防訓練
7月に入り暑い日が多くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
いつもブログをご覧いただいている皆様方に対し、ブログの更新期間が長くなってしまった事は大変申し訳なく思っています。
今後ブログ担当を私、南に変更させて頂き、当法人の日々の取り組みや情報を改めて発信させて頂きたいと思います。
皆様、どうぞよろしくお願い致します。
さて、この数か月の間に当法人では様々な研修や勉強会、会議や消防訓練等が行われました。病院本体にはスプリンクラーの新設工事も行われ、無事に完了しました。
また、長年勤めた職員の退職や新人の入職、めでたい入籍やその逆、出産や育児など
人事においても、その組織の形を一部変えながら法人はその日々を過ごしております。
そんな中で今回は「デイサービスでの消防訓練」に着目してご紹介させて頂きます。
消防訓練といっても、今回は自主的な訓練であり消防署員が来て行われるものではありません。しかしながら決められた手順に沿って実施されているか、設定時間内で完了できるか等のチェックを行いながら訓練がおこなわれました。
では、早速デイサービスの訓練についてご紹介していきます。
きびデイサービスセンターにて普段通りに介護サービスを受けていらっしゃる利用者様の奥に、合図を送り且つ時間を計測する男性職員がスタンバイします。
「火事だー!!」
男性職員が叫ぶと訓練がスタートしました。
きびデイサービスの管理者が慌てて現場を確認したの後、事務所内の電話で総務課に応援を頼んでいます。
管理者:「火事なんですぐに来てください!」
総務課:「え!!なんてよ!直ぐ行くわ」(想像です)
同時に利用者様の避難も始まっています。
利用者様については慌てる様子もなく、着座した状態で誘導される順番をお待ち頂けました。
次々と建物外へ避難されています。
ちなみに、手前に写っている女性は総務課に入職された新人さんで
今回、この訓練に協力して頂きました。
無事に全員を誘導しました。その間、きびデイサービス管理者さんは
火元に向かい消化器を噴霧して対応していました。
管理者:「消火完了!」
多小笑顔が見られるのは無事に消火できた安堵からではないでしょうか
これにて、きびデイサービスの消防訓練は終了です。
今回は、消化器の噴霧により火は消火したとの設定でした。
また時間については、設定時間内に無事にクリアできました。
利用者のみなさんも訓練を終えて続々と帰ってきました。
まさに「やれやれ」「どっこいしょ」といった感じで着座されていました。
お疲れ様です。
今回の訓練を見学させて頂き、感じたことは全体として危機感が薄いようにも感じました。
訓練であるので仕方がないのかもしれませんが、利用者様におかれましても誘導中に笑顔で雑談されていた方や眠たいのか椅子から立とうとしない方も正直おられました。
実際に火を出すわけにもいかないので、そのへんの緊張感を出すのはなかなか難しい部分ではあります。
しかし、実際に利用者様を誘導し避難させる職員については、本当に出火した場合
この訓練のように本当にスムーズに事が運べるのか、誘導に従わずに移動され転倒されるケースはないか、など様々な想像をもちながら訓練を行う事で、有事に対してのリスクを少しでも解消できるのかも知れないと感じました。
ともかく、きびデイサービスの利用者様、職員さん、応援の方々
お疲れ様でございました。