お・も・て・な・し 【南バージョン】
皆さま、こんにちは。ブログ担当の南です。
東京オリンピック・パラリンピックも終わり、当初、誘致合戦で取り上げられた
日本の「お・も・て・な・し」は、コロナ禍の中で十分に発揮できたのでしょうか?
賛否があることと思います。
有田南病院においての「お・も・て・な・し」については、終わることのない検討材料として毎月のように議論されています。
「お・も・て・な・し」の意義について考えれば、何故おもてなしをするのか、誰に対してどのようにするのか、おもてなしをすることで何がどうなるのか、そもそも、おもてなしとは仕事上だけのことなのか・・・考えれば考える程、出口のない道を進むようなイメージが湧いてきます。しかし、まず取りかかれることとしては、よく言われる環境設定ではないでしょうか。
これは以前の写真です。当院待合に置かれた本や雑誌は、今は綺麗に整理され、
棚一個分のスペースが空いている状況ですが、この整理についても、個人的な主観で
選別するのではなく、会議体の中、利用者目線で吟味して決めるのが当院の特徴であり、おもてなしの姿勢となっています。(その分スピード感に欠けますが・・( ´艸`))
ご覧の通り、待合室の自動販売機です。
この商品ひとつにとっても定例会議の中で、選別されています。
今はヌードルの自動販売機について、全国的に機械や部品の供給が減少されているようなので、今後どのように展開していくのか議論されています。
ヌードル機器の修理対応が困難になるとしても、「じゃあ販売をやめましょう」とは考えず、継続方法を模索する。これも当院のおもてなし精神のひとつです。
机に置かれた様々なパンフレット等です。
見やすく・取りやすく、何度も置き直しては配置を考えています。
その他にも、来院され受診されるまでの動線で何か不都合は生じていないだろうか、
掲示物は見やすく、わかりやすく配置されているだろうか等、常に意識を持つことで
早い気づきへとつながります。
当院のおもてなしは、一流旅館や一流料亭のようなレベルにはまだまだ到底至りませんが、「あれ?何だか見やすいな」「取りやすいな」「動きやすいな」など感じられた場合はそこに当院のおもてなしが生きているのかもしれません。
是非一度、ご来院時は気にしてみて下さい。