3月13日の地震
皆様こんにちは、ブログ担当の南です。
1月に「忘年会」の記事をアップしてから少々期間が空いてしまいました。
その間、当法人では新年会があったり、貨物用EVの工事があったり、色々ございましたが、今回は13日に発生した震度4の地震について書いていこうと思います。
13日の昼頃でしょうか、有田川町で震度4の地震が発生し、当院も結構揺れました。
この地震で和歌山県下では高齢者2名が転倒されたりして、負傷したと報じられていました。
私自身、事務室で職員3名と協議中でした。揺れが収まった後、特段大きな物音もなく
建物自体は問題ないかと考えていましたが、直後に屋上から水が漏れているとの一報を受けて、すぐさま屋上に向かいました。
屋上は滝のような音とともに、子供用のプール並に水があふれており、屋上に設置の受水槽タンクが損傷したことは明らかでした。
そのため、屋上の更に一段上にある受水槽設置場所まで駆け上がり、膝下まで貯まっている水の中をかき分け進むと、やはりタンクの配管がポッキリと折れているのが確認できました。
写真では水が止まっていますが、この部分からすごい勢いで水が漏れていました。
下はプール状態でした。
更に
後ろに回ると、もう一か所も御覧の通りとなっていました。当時は水の勢いがすごくて
成すすべがない状態でした。
タンクから水があふれ出ても、出た水は自動で補給されるため、止めどなく排水が続きましたが、15分後くらいでしょうか水道業者が来てくれて破損個所を塞いでもらいました。
この破損部分を見て、ジョイントに遊びが全くないからタンクが動くと、そりゃ折れるよな。と思いましたが、現在はタンクが少々揺れても連結部分に遊びがある配管の設置が主流であるとのことで納得しました。
なぜなら、当院の受水槽は30年以上経ちますが、更新していなかったからです。
今回の地震では、エレベーターやボイラーの自動安全装置が作動して停止した他は、この受水槽の破損のみ被害がありました。
実際、地震の後、配管が破損して水が噴き出している時はバタバタしましたが、結局眺めるしかなく、手の打ちようがありませんでした。業者が来て排水が停止し「ホッと」したのと同時に正直、腹立たしさがこみ上げてきました。
なぜ配管の更新がされていないのか?耐震基準を満たしていない事を誰も把握していなかったのか? ずさんな管理のおかげで膝下まで水につかり、午後からも気持ち悪い感触で仕事をし、冷や汗をかき、今後の対策も考えなくてはならないという事に正直、怒りを感じました。
ブログでこんなことを書いてよいのかわかりませんが・・正直な感想です。
不幸中の幸いか、地震が日中であったことで早い対応ができたこと、2本ある配管の内の1本は破損しなかったことで院内に水を供給できていることはよかったです。
配管の交換作業に向けて話を進めていますが、作業が完了するまでに再度地震が来ない事を祈るばかりです。
また、最悪の事態として配管がすべて破損し、水の供給が長期に行えない状況も想定して対策を練る必要が出てきています。