災害訓練 追記
ブログをご覧下さっている皆さま、こんばんは!
近畿地方はまだ梅雨明けが発表されておりませんね。
高温多湿な猛暑日が続いております。。。
熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
さて、今日は先日お伝えした災害訓練の追記として、当院における災害時の食事についてをお話させて頂きたいと思います。
当院では現在、災害発生から3日目までの患者様(及び職員向け)献立を作成しております。
入院されている患者様の食事は、個別性があり内容も多種多様です。
食事形態(普通食、きざみ食、とろみ食など…他にも細々とあります。)、嗜好、アレルギーの有無、経口なのか胃瘻や胃管からの注入食なのか等々。。。
しかし献立は経口摂取ができる患者様のものからと考えております。
この理由としまして、経口摂取の食事の場合は材料が生鮮食品が多いということがあります。(=保存がきかない)
注入食の場合はパックやパウチで密閉された商品のため、ストック保存が効くものが多いのです。ですから、注入食の患者様用には普段の銘柄を多めにストックしてあります。
また、昨今の災害時に問題となっているものとして、食物アレルギーがあります。
今入院中の患者様に見られる鶏肉・卵アレルギーの方のための食事も考えています。
私は病棟看護師なので、患者様の入院時、アレルギー情報の聴取は、なるべく細かくお聞きできるよう心がけております。
↓写真は献立プランです。栄養士さんが作成して下さいました。
開催報告・災害訓練②
ブログをご覧下さっている皆様こんばんは!
前記事に引き続き、災害訓練の様子をお伝えします。
訓練後半は、厳しい蒸し暑さの中、別館(旧きびクリニック)から発電機の運び出し作業も行いました。
重い発電機を台車に載せて固定し、本館へ移動。
本館二階への移動はエレベーターは使えない設定なので男性3名で階段を運びました。
発電機を運び出す際、別館に地下シェルターの存在を発見(写真中央)。
中には梯子もあり、結構な深さがありました。
発電機も実際に作動させました。
そして最後は非常食のアルファ米の炊き込みご飯を実際に調理し、参加者全員で試食して、約2時間にわたる訓練は終了しました。
50食分作れるという炊き出しセット(五目ごはん)を使用しましたが、かなりの量になりました。
味は良くも悪くもなく…でも想像していたよりおいしかったという意見が多かったです。
私は今回撮影(取材)を兼ねて参加しましたが、訓練時に失敗や試行錯誤を重ねておくことが、有事の際の成果に繫がっていくということを改めて学びました。
ブログを開設しました!
この度、有田南病院のブログを開設致しました。
主に病院内での様々な取り組みを投稿していけたらと考えております。
よろしくお願い申し上げます。